群発頭痛の原因を徹底解明せよ~治療で安らかな生活を取り戻す~

痛みと上手く付き合う

お医者さん

群発頭痛の治療方法は主に2種類あります。それが「純酸素吸入法」と「薬物療法」です。現在の治療方法はこの2種類が主体となっており、治療をすることで症状緩和が見込めます。純酸素吸入法は、純度100%の酸素をおよそ15分で7リットル程を摂取します。フェイスマスクからの吸引なので痛みや苦しさはなく、群発頭痛の症状も5分ほど経過した辺りから徐々に薄れてきます。群発頭痛が起きてから純酸素吸入法を行なうまでの時間が短いほど効果は高く、この方法は8割の人で効果が現れています。群発頭痛は鎮痛剤で痛みを十分に和らげることができません。服用しても痛みは続きますし、多少緩和しても薬の効果が切れるのも早いため、反動でより強い痛みを感じてしまうのです。そのため、純酸素吸入法は最も効果的な治療方法なのです。群発頭痛はいつ酷い頭痛が起きる群発期間に入るか正確にはわかりづらいため、自宅でも純酸素吸入法を行なうことができます。明け方などに医療機関へ駆け込むことができない人の場合には、非常に重宝するでしょう。医療機関で申し込むことで、酸素ボンベやマスクを借りることができます。主治医に相談することで、詳細な情報を聞くことが可能となるでしょう。

純酸素吸入法と一緒に取り入れられるのが、薬物療法です。急性的な群発発作が起きた場合、スマトリプタン皮下注射を打つことが多いです。保険が適用するため、医師から勧められることもあります。また、内服薬でもトリプタン系の薬が効くことも報告されており、治療には欠かせないものとなっています。内服薬は保険適用外ですが、効果が高いので使用する人も少なくはありません。群発頭痛の治療と並行して行われるのが、この先の予防や対策です。痛みの発生時間が深夜や明け方に集中して起きる群発頭痛は、群発期の間は就寝前に薬を服用することで予防することができます。痛みが引き起こされる時間帯が一定しているからこそ、この方法を取ることができるのです。また、日常生活の中でも誘発要因を避けるようにすることが大切です。アルコールの摂取を控え、群発期間は禁酒しましょう。喫煙も危険なため、禁煙するか本数を減らすように努力することが大切です。寛解期(頭痛が起きない期間)に入ればアルコールを摂取しても煙草を吸っても頭痛は起きることがないため、群発期間と寛解期をカレンダーに記入してなるべくサイクルを把握しておくことも大切です。気圧も群発頭痛の誘発要因です。そのため、登山を行なう際や飛行機に乗る際には主治医に相談しましょう。神経を刺激してしまうため、群発期間では高確率で頭痛が起きてしまうのです。医療機関が無い場所での無茶は、身体に大きな負担を掛けてしまいます。治療を行える環境に無い場合にはこれらは控え、寛解期に行なうよう予定を組むなどの対策を講じることも大切なのです。